▼こんな方におすすめ

・教育費に1000万円掛かるってほんとー?
・実際にはいくら掛かるのー?
・学資保険って必要ー?
今回は、読んでみて面白かった
手取り20万円子育て家族の貯金の教科書
著者:横山光昭 朝倉真弓
を紹介しようと思います
作成していましたら長くなってしまいましたので、2本だてになっております
第2弾はこちらです

手取り20万円 子育て家族の貯金の教科書
![]() | 手取り20万円 子育て家族の貯金の教科書 [ 横山 光昭 ] 価格:1,210円 |

「子ども1人を育てるためには1000万円以上の大金がかかる」
なんてお思いの方はいませんか?
今回はこの問題を詳しく解説しています
早速本書の紹介をしていきます
教育費に1000万円かかるってほんとー?

まずは、子ども1人を育てるのに1000万円もの大金が必要なのかについて紹介します
手取り20万円にできるの?
手取り20万円といえば、20〜30代の収入ではありそうな金額ですよね
この金額で、子育てが可能なのか
これについて著者は「なんとかなる」と言っています
「1000万円」と聞くと大金に聞こえますが
ざっくりと高校卒業までに必要な金額は500〜800万円だそうです
リアルでなんぼ必要なん?
では、著者がなぜ「なんとかなる」と言っているのか説明をします
教育費と一括りに考えると大金をドンと支払わなければならないように感じますが
まずは教育費を2つに分ける必要があります
それは
「イニシャルコスト」と「ランニングコスト」
です
「イニシャルコスト」というのは、制服、教科書などの入学初期費用のことで
「ランニングコスト」とは、授業料、給食費などの毎月発生する費用のことです
これを区別して考えなければ、不安が増加していきます
そう、この2つ合わせて1000万円と言われているだけなので、一気に1000万円いるわけではないのです
仮にあなたのお子様が
私立幼稚園⇨公立小学校⇨公立中学校⇨公立高校⇨私立文系大学
に通ったとします
この時かかるイニシャルコストつまり入学初期費用は「130万円」です
こればっかりはその都度、ドンと払わなければなりませんがどうでしょうか?
難しくはないのではないでしょうか?
大学入学までにいくら必要なん?

次に、「ざっくりと高校卒業までに必要な金額は500〜800万円」と書きましたが、それまでにいくら用意しておいたらいいの?
について説明していこうと思います
大学入学までに300万円貯めておけ!
皆様、児童手当を0歳から15歳まで満額貰ったとして総額はいくらになるかご存知ですか?
正解は、「198万円」です
これを頭の片隅に置いておいてください
先ほど紹介した、幼稚園〜大学までのイニシャルコストは総額130万円でしたね
私立文系大学の平均イニシャルコストは70万円です
130万円(イニシャルコスト総額)ー70万円(大学のイニシャルコスト)=60万円
つまり、幼稚園〜高校までに必要なイニシャルコストは「60万円」だと分かります
ではこの60万円は児童手当198万円から支払うとすると
198万円(15歳までの児童手当総額)ー60万円(高校までのイニシャルコスト)=138万円
そして、大学入学までに300万円貯めておかなければなりません
ここで、300万円から残りの児童手当を引いてみましょう
300万円(大学入学までに用意するお金)ー138万円(児童手当の残り)=162万円
162万円を自力で用意すればいいのです
ちなみにこの162万円は教育費がさほどかからない小学生〜高校生までが貯めどきなので、この時期に貯めていきましょう
子ども名義の通帳を作れ!
先ほど申し上げた「162万円」を多いなーと思っていませんか?
日本では海外のような「飛び級制度」はありませんので、おそらくお子様が生まれてから大学入学までには18年間の猶予があるはずです
18年ですよ
18年で162万円を貯めようと思えば
月々7500円
ですよ、これを愚直に貯めていけば良いのです
これは子ども用の通帳を作り、その中に入れてください
著者は、貯金が第一と行っていますが、余裕があればNISAなどを利用してもいい、と言っています
ちなみに、大学に入ってからはどうしたらいいの?
とお思いの方もいらっしゃると思いますが、大学に入ってからはそれまでに払っていた習い事・塾の費用がなくなりますので、「なんとかなる」みたいです
学資保険はいらない!
まず、「保険」は「保険」、「学資」は「学資」
これを忘れないでください
学資保険というのは、これを一緒にしたものです
保険は保証を買うものです、一緒に考えてはダメです
大体、ひと昔の学資保険では高利回りでしたが、現在の学資保険に旨味はありません
噛んでももう味、しませんよ?
でしたら、元本割れはせず引き出しが可能で流動性の高く便利な定期預金、財形などを用いてはいかがでしょうか?
ただ、絶対にだめ!というわけではありません
「強制的がないと貯められないんだ!」
という方でかつきちんと学資保険というものを理解している方はやってもいいです
ちなみに、やるのであれば「貯蓄重視型」を選んでください
②では、
「習い事・塾について」
「お金に強い子どもの育て方」
などについて紹介していきます
昨日より良い自分を目指していきましょう!ではまた!

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